所在地 |
〒960-8003 福島県福島市森合字台7-1 |
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営業時間 |
9:30~18:00 |
定休日 |
毎週月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)、年末年始は要問い合わせ |
ホームページ | |
電話番号 |
024-572-3160 |
甘食・茶屋 結(ゆわえ)
「甘食・茶屋 結(ゆわえ)」は、明治時代に生まれたお菓子・甘食(あましょく)の日本唯一の専門店です。素材に小麦粉・砂糖・卵・バター・練乳・重曹を使い、昔ながらの製法で甘食を丁寧に作っています。店内には甘くて香ばしい匂いが漂い、焼き立ての甘食が並びます。 オーナーの佐々木隆行さんは「素朴な甘食は、福島の良さを象徴するようなお菓子なんです」と話します。佐々木さんは、もともと福島市内の手づくりパン屋「デミアン」の2代目として、20年以上にわたって、関東の物産展で甘食の実演販売を続けてきました。甘食は「素朴でおいしいわね」「懐かしいわ」「やさしい味でホッとする」と都会に住むお客様からとても支持されているそうです。 そこで県内外のお客様に、福島の魅力である「素朴さや懐かしいホッとする雰囲気」を感じて喜んでもらいたいと、甘食に思いを込め、地元に甘食専門店をオープンしました。さらに福島の産品を知ってもらうきっかけにと、県内産の牛乳や卵、果物、伝統工芸品・大堀相馬焼のコーヒーカップなども積極的に取り入れています。 甘食はプレーンのほかに、黒糖甘食・牛乳甘食・柚子甘食・紅茶甘食・チョコ甘食・甘食ラスクといった豊富なバリエーションを展開。甘食と濃厚なソフトクリームを組み合わせた名物「甘食ソフト」も人気です。佐々木さんは「専門店として、甘食のいろんな楽しみ方を提案していきたい」といいます。テイクアウトした甘食を、バニラアイスやお好みのジャムをつけて楽しむこともおススメなのだそう。素朴でシンプルだからこそ応用が利いて、様々な食べ方ができるのも、甘食の大きな魅力です。 2階のカフェスペースでは、オリジナルホットケーキやプリン、季節限定のメニュー、ドリンクも提供しています。落ち着ける和モダンの空間になっており、大きな窓からは銀杏並木や飯坂電車の往来が見渡せます。ローカル線を眺めながら、懐かしの甘食を楽しんで、ホッとするひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?